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注目のコメント
この地震の発震機構は南北から圧力がかかったことによる逆断層型と出ており、震源の位置から考えてローカルの秦野断層ないし渋沢断層での地震ではないかと考えられます。大正関東地震の震源地と近いという書き込みもありますが、国府津松田断層帯というプレート境界(から派生して発生した断層)からプレート境界全体に広がった地震とはまたメカニズムを異にしています。同じ理由で富士山や箱根といった活火山とも関係ありません。
地震の発生規模から考えても、日本ならどこにでもある断層で発生した局地的な地震という枠組みを出るものではなく、相模トラフや駿河トラフ(それに続く南海トラフも含め)に影響を与えるものではないと考えるのがふつうです。タイミング的に昨日の今日であり、南海トラフの想定震源域の東西ということで気になるようにも見えますが、昨日の地震とはマグニチュードの数字が2ほど差があり、つまりエネルギーの規模が1000倍違うものですので、そもそも同じレベルで考えてはいけないものとなります。
一方で日本では未発見の断層も多くあり、震度6程度の地震が突発的に発生することは多くありますので、今一度ご自身の防災対策を確認する機会としていただければ幸いです。8日の巨大地震注意報からの今回の地震は関係無いとはいえ精神的にダメージある方が多いでしょう。
こういう時こそデマに惑わされずに正しい情報を入手する事が冷静な行動につながります。
無駄に買い溜めみたいな事をせずとも流通が止まっている訳ではないので落ち着きましょう。