【台風情報】台風5号は暴風域を伴って北上へ 来週前半に北海道・東北を直撃のおそれ 大荒れの可能性も 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ 台風進路予想比較 1時間ごと雨・風シミュレーション

コメント

注目のコメント

• 千種 ゆり子

  アスエネ株式会社 気象予報士、防災士

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  2024年08月09日

  今回予想されるコースと似たような経路をたどった台風として、2016年の台風10号があります。台風が東北の太平洋側に上陸したのは、気象庁が1951年に統計を取り始めて以来初めて。岩手県の岩泉では高齢者のグループホームにおいては洪水で9名の方が亡くなりました。観測された雨量は最大で250mm程度と大きく感じないかもしれませんが、6時間程度で降ったことや、北日本太平洋側ということで大雨にあまり慣れていない地域だったこともあり被害が大きくなりました。高齢者の避難タイミングの難しさを感じさせた事例でもあります。今回も、普段あまり大雨にならない地域で大雨になる可能性があるため、時間別の避難のタイミングやルートを確認しておいていただけたらと思います。