【情報源】中南米ビジネスがなぜ今ホットなのか
コメント
注目のコメント
「中南米ビジネスがなぜ今ホットなのか」というタイトルは、私がつけたものではなく、字面をみて誤解されている方も見受けられ、少々残念ですが、個人的にはむしろ中南米は「まだら模様である」ことを9年余りNPでコメントしてきた気がします。「まだら模様」の意味は、ビジネス環境が整っている国、整っていない国、あるいは時にその環境が変化するということです。
もちろん10年位住んでおり、ラテンアメリカ諸国のほとんどに足を運び、現地の方々からたくさんの事を学ばせていただき、同地域のことは大好きです。
ただし、NewsPicksでは、そうした思いを前面に出したコメントは殆どしてこなかったかなと思います。
メディアや中小企業の目が向いていないこの地域の客観的なビジネス環境や経済に関する情報を伝え、「(中南米の)この国は今はこうなっているんだ!」という気づきをユーザーの皆さんが得ていただくきっかけになればという思いで細々とコメントしてきています。
また、中南米は米国の裏庭というご指摘もありますが、2000年代以降、だいぶ様子が変わり、現地特に南米でそういうことを言う人は今は殆ど見かけません。むしろ現地の目線はアジアが中心です(もちろん業種にもよります)。メキシコについては米国の影響は経済的に強いのは確か(日本企業でも、メキシコは北米地域事業部門が管轄しているケースも少なくない)ですが、通商目線でみると、米国や他国とのバランスをうまく保ちながら立ち位置をキープしている国と表現した方がよいかなと思いますね。
ずっと野良ピッカーでやるつもりでしたが、先月からプロピッカーになりましたので、そのあたりの各国の実情について、ユーザーの皆様の見方・認識がより多様なものになるよう貢献できればと思っています。引き続き宜しくおねがいします。日本の皆さんはまずは少しでも知ってみる、興味を持つところから始めるのが重要だと思います。
グローバルを見るのであれば中南米が何も入ってないのはおかしい。遠いというのが現代においても大きな障壁なのは確かですが裏を返すとチャンスも大きい。
日本企業がこぞって出ているアジアに比べて差別化のしやすいこともあり、事業機会は大きいです。
個人的にはブラジル、コロンビア、ペルー、メキシコがおすすめ。次にセクターによってチャンスがあるのはエルサルバドル、パラグアイ、脱炭素文脈ではグアテマラ、コスタリカも入って苦し、安定のチリ、動きの速いところは再度戻しつつあるアルゼンチン、ベネズエラあたりもいろいろとありそうです。
アメリカの直行便がない都市に行くのと同じような時間で到着できる国も多いので食わず嫌いにならず、まずは訪問することをおすすめします中南米、といっても、主語が大きすぎます。
ベネズエラからガイアナまであります。
おおまかにいえば、中南米は米国の裏庭なので、日本企業が関われる余地は少ないです。
ガイアナにしても、エクソンモービルに一枚噛ませてもらえる企業以外には無縁です。
日本の勢力圏は東アジアです。それも狭まっています。
そうはいっても、トヨタがリチウムを調達しているアルゼンチン、
マルハニチロが魚を養殖しているチリ、
商社が大豆などを調達しているブラジルなど、一定の関係はあります。
これから関係を持つ日本企業が増える国となると、やはり製造業を誘致しているメキシコでしょう。
メキシコも米国の政権のあり方に大きく左右されます。