2024/8/8

【決算】ソニーG、プレステ好調で今期予想を上方修正

冨岡 久美子

NewsPicks 記者

エンターテインメント関連、半導体ともに堅調な業績が示された。

ソニーグループは8月7日、2025年3月期の連結純利益が前期比1%増の9800億円になる見通しを発表した。

従来予想から550億円の上方修正で、一転増益になる。

7月以降の想定為替レートを145円から148円へと円安方向に変更したことで利益が押し上げられる。

市況に左右されやすい金融事業を除き、主要5事業すべての業績予想を上方修正した。

ゲーム事業の好調さが目立ち、プレイステーションの月額課金サービスが伸びたことで収益性が高まっている。

足元では急速に円高が進み業績への逆風が吹くが、十時裕樹社長 COO兼CFOは「ストレートに業績に影響するとは考えていない」と話した。

一部は為替予約で手当てしているほか、価格調整も検討するという。

2025年3月期の業績見通しについて、ポイントを絞って振り返ろう。

INDEX

• プレステ1億1600万アカウント
• パラマウント買収撤退

コメント

注目のコメント

• 冨岡 久美子

  NewsPicks 記者

  ・

  2024年08月08日

  ソニーの１Q決算が公表されました。堅調さを牽引したのは、ヒットが続く音楽とプレステの課金ビジネスが堅調なゲーム事業でした。
  
  業績予想は金融以外の主要５事業全てで上方修正が行われて、あらためてソニーの強さが見えた決算でした。
  
  決算の場に集まったメディアとアナリストの関心事は円高と買収で、円高については、トップから強い言葉が出てきました。その内容は記事の中で。
  
  ぜひ、ご一読ください。
• T. Riki

  製造業 Marketing Manager

  ・

  2024年08月08日

  ソニーはゲーム事業やエンタメ事業、金融事業に取り組んでいて本当に良かったという結論になる。
  エレクトロニクスはもはや、話題にもならない。(半導体は昔は傍流だったわけで…)
• 大越 匠

  エンジェルラウンド株式会社 代表取締役社長

  ・

  2024年08月08日

  事業の柱を日本のお家芸の白物やテレビではなく、エンタメしたことが今につながっている気がする。（記憶が定かではないけど2000年前後から兆しがったはず）
  
  電機メーカーが軒並み事業の切り売りをしている中で、早くから得意領域の選択と集中したことでこの業績に。まあなんでも結果論なんですが‥‥。
  
  当時は業績低迷でやんややんや言われていたのも事実で‥‥。
  
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