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【大荒れ相場】「爆上がり・爆下がり銘柄」を冷静に読む

NewsPicks編集部
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注目のコメント

  • 赤井 厚雄
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    株式会社ナウキャスト 取締役会長

    「この大荒れ相場の中、今年1月始まった新NISA制度で投資を始めた人(新NISA民)を含め、個人はどう対応すればよいのか」という問いに対するシンプルな答えは、「大荒れ相場を気にしないこと」です。
    「大荒れ相場」を気にすべきは「その動きの中で鞘取りをすることを仕事にしている」一部のプロ投資家であって「新NISA民」ではないという頭の切り替えをするべきです。
    メディアも過剰に危機感を煽るべきではありません。


  • 小島 舞子
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    株式会社クラフター 代表取締役

    今回の乱高下は、ネット空間での負のループが効いた典型的なパニック相場でしょう。
    日銀が利上げの方針を出した事実はあったものの、国内市場だけが今週10%以上の上昇と下落を続けています。
    日本語でかんしゃくを意味する「タントラム」というパニックだったことも納得です。

    専用トレーダーならまだしも、個人投資家はただ放置するだけです。マーケットから撤退しないよう、どうしても不安なら証券アプリを一時的に消し目にしないこと。

    政府も金融機関もNISAを推す前に、投資は余剰資金で行いリスクが存在すること、生活防衛資金を半年分は確保していることを意識させるなど、引き込む側のルールも必要そうです。


  • 篠田 尚子
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    楽天証券資産づくり研究所 ファンドアナリスト CFP® 1級FP技能士

    7月までの上昇相場で、既に保有している「オルカン」やS&P500のインデックスファンドでは飽き足らず、半導体関連の投信・ETF・個別銘柄のほか、NISA外でレバレッジ商品に手を出していたという方もいたのではないでしょうか。

    足元のような環境は、自分の保有資産のリスク耐性と、自分自身のリスク許容度を知る良い機会でもあります。長期投資であっても、特定の資産に対する過度な依存=集中投資は避けるべき。上昇相場では目にとまりにくい、「下げ局面に強い」商品や、まだ割安に放置されている投資先にも目を向けてみることをおすすめします。


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