【読書】「同期の成功」を素直に喜べないときに読む本
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今回の10分読書は「嫉妬の感情」についてです。
最近、ある対人関係で嫉妬の感情を抱いていたのですが、それがまったくなくなる経験がありました。
意識したことといえば、「みんな似ているようで、それぞれ別のベクトルで歩いている」ということです。
あの人はとてもお金持ちでも、やりたいことや将来かなえたいことは自分とは完璧に一緒ではない。そう考えると、心が軽くなりました。
比較したって仕方がない、と割り切るまでには時間がかかりますが、あくまでも「自分の人生は自分でしか描けない」というのが真理かもしれません。「自分なりの価値基準を設ける」「比較対象は過去の自分とする」としておくと、嫉妬の感情はほとんど芽生えなくなります。
嫉妬は、他者が定めた基準で他人と比較したときに生じるからです。
ただ、大学卒業まで偏差値という他者が定めた基準で比べられ続け、会社に入ってからも会社もモノサシで評価され続けているので、自分なりの価値基準に正直になるのは難易度がどうしても高いです。
ですので、副業をする、課外活動をするなど、ちょっとずつ「自分と他者が立っている土俵は違う感」を作っていくのも、それなりに効果的だよなと、実際にやってみて実感します。そして最後の手段が「共有」、分け前のレベルを超えて自らの財や幸福をシェアする戦略だ。(記事より)
身近で見ていると、自分を引き上げてくれる(くれそうな人に)気遣いができる人が出世しているように思います。その出世した人たちの中で嫉妬される人とされない人の違いは、「誰にでも」と気遣いの範囲が広がるか、相変わらず「上ばかり」見ているかの違いかと…。
こんなことを考えているなんて、自分も出世したかったのかなぁ...改めて考えてしまいました…。