【速報】ハリス氏の副大統領候補にミネソタ州ウォルズ知事 米複数メディアが報道
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白人、プロテスタント、元軍人。下院議員と知事としての経歴を合わせると17年になります。
ハリス氏が持っていない面を持っている人です。
(ハリス氏は上院議員1期、副大統領1期です)
ミネソタ州という、中西部の接戦州(スウィング・ステイト)の知事であり、大統領選挙で勝つことを考えれば、定石というべき堅実な選択でしょう。
ミネソタ州は、2020年大統領選挙では民主党が取っていますが、比較的接戦であり、今度の大統領選挙ではテコ入れしなければ、共和党に取られることも十分ありえます。
民主党の中では保守的といってもいいくらいの立ち位置の人で、やはり中高年の白人票、特に男性、そして中西部の農業や製造業従事者の支持を得るための人選でしょう。
ハリス氏はカリフォルニア出身で、西海岸ならまず勝てるでしょうが、東部ならともかく、南部や中西部で受け入れられる要素が少なすぎます。シャピロ氏は、ハリス氏と経歴も被るし、敬虔なユダヤ教徒と言われる。
一方、ウォルツ氏は、素朴な感じで、ハリス氏とも馬が合いそうだし、一般的なアメリカ人にうける経歴の持ち主(軍人、教員)。
この点は、共和党のヴァンス氏対策といった感じも否めない。
また、ジョージ・フロイドさんが白人警官に首を脚で押さえつけられて死亡した事件の対応も記憶に新しい。ハリス氏は、重要な州の候補者たちの中から、進歩派や労働組合に人気のあるウォルツ氏を選びました。シャピロ氏はガザ問題、ケリー氏は移民問題という懸案を考慮したのかもしれません。共和党を“Wierd(キモい)”と言って話題になったことも評価されたかも知れません。バイデン氏が苦境の時、擁護した忠誠心が買われたのかも知れません。ミッドウェスタンの父親のような雰囲気が、彼女のベイエリアの背景を補完するとも感じます。分断を招かないウォルツ氏を選択したことにより、ハリス氏の勝算は上がると予想します。