政府・日銀で緊密に意思疎通図りながら連携=3者会合で三村財務官
AI要約
- 1三村財務官は会合で、雇用・所得環境が改善し日本経済が緩やかに回復するとの認識を示したとのこと
- 2高水準の賃上げ率やプラスとなった実質賃金、設備投資の増加などが見られ、日本経済の見通しに変化はないとのこと
- 3株式市場の不安定化を受け、政府・日銀が連携して経済運営を徹底する重要性に一致したとのこと
コメント
注目のコメント
勿論、お互い明後日の方向を向いていてはいけませんが、デフレを脱したとみられる状況ですから、2013年の「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のため の政府・日本銀行の政策連携について(共同声明)」を解消し、日銀にデータワイズに政策判断させるのも一つです。今回は5月10日の岸田総理による「最近の円安の動きを十分注視しており、政府・日銀は引き続き密接に連携していく(経済財政諮問委員会にて)」に象徴される通り、円安対策として政府が日銀に利上げ圧力を加えた印象が拭えません。そうでなければ、なぜ河野デジタル大臣やら茂木幹事長までもが、利上げを求める発言をするでしょうか。世界的にみて、政府と中央銀行が共同声明を締結している例を私は知りません。