Maria Martinez
[ベルリン 5日 ロイター] - 調査会社センティックスが5日発表した8月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス13.9と、2カ月連続で悪化し、1月以来の低水準となった。
7月はマイナス7.3。ロイターがまとめた市場予想はマイナス8.0だった。
期待指数はプラス1.5からマイナス8.8に急低下。センティックスは、すでに低迷している経済が今後6カ月でさらに悪化するとし「予測機関が懸念する可能性が高い」と述べた。
中東などの地政学リスク、今後行われるドイツの州選挙、米大統領選を巡る不透明感が投資家の懸念要因になっているという。
ドイツの投資家センチメント指数は前月のマイナス19.0からマイナス31.1に低下。ドイツの現況指数はマイナス32.3からマイナス42.8に急低下した。
調査は投資家1150人を対象に8月1─3日に実施した。