株価 過去最大の値下がり ブラックマンデー超え“4つの要因”
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注目のコメント
こんな相場だからこそ、バフェットさんの言葉を読みましょう。
「喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらないのです」
こんなときだからこそ売ったり買ったりを急ぐのではなく、しっかり考えたいですね。僕は、業績が底堅い銘柄で配当金がしっかりある銘柄で配当利回りが一気に高くなった銘柄やこれから成長が期待できるグロース株だけど今は株価が低迷してバリュー株化している銘柄など、この局面でも買い向かえ、長期で持てる銘柄を選定したいです。日経平均の終値で3万1458円、前日比-12.40%。
歴史的な下落で、1日の下落率では過去20年で最大。なお、2日間で-17.5%、3日間で-19.6%の下落で、当然ながらこれらも過去20年で最大。なお、騰落率で最大なのは、以前87年のブラックマンデーの際の-14.9%(先週金曜まで値下がり幅で-3836円と最大)。
直近ピークの7月11日の4万2224円からはー25.5%の下落。これは10年に2回くらいの水準。3万円割れだと-30%で、過去10年にはなかった水準(下記で検証)。なお、金融危機では半値以下となったので、今の勢いとして金融危機以来の状況になりそうに見える。
株価 一時2000円以上値下がり 米の主要株価指数の下落受け(NHKニュース、先週金曜日)
https://newspicks.com/news/10353367
金曜日に米株が下落して、日本株先物も下落していたが、その時点では3万4800円と-3.1%で、今日はそこよりはるかに大きい下落。
ダウ先物は現時点で-1.6%(-500ドル)ほど。そこと組み合わせても、日本株の下落は極めて大きい(TOPIXも日経平均と同水準)。
週末~現在にかけての変化を考えると、端的にリスクオフモードに一気に入った。
ここ数日の値動きを踏まえながら今日に入っての値動き(ここが最大だと思う)、またグローバルには中東情勢のリスクが一気に上がったなどで、いわゆる売りが売りを呼ぶ展開。リスクが上がっているから、まずはポジション・リスクを落とす。
為替も、今日のスタートは146.5円だったが、一時141円台に突入(今は143.3円に少し戻した)。今は「なんでもリスクオフ!」による売りだと思っているが、株価的には減益要因(ここしばらくは円安デメリットが話題に上がることが多かったが…)。
なお、米国10年債利回りは3.80%→3.75%ほどと、ここは大きくは動いていない(が、債券先物だとサーキットブレーカー?ちょっと米国時間外以外での取引状況知らない…)。米国時間になって、グローバルでイールドカーブがどれだけ動くか(リスクオフ→質への逃避による債券買い)も見ていきたい。
債券は大幅高、米景気米金利急低下ーサーキットブレーカー発動(Bloomberg)
https://newspicks.com/news/10364149/