【必須知識】今世界で一番「危険なSaaS」、知ってますか
- 「SaaS化」の最新形態がここに
- もう「天才ハッカー」はいらない
- 今、日本企業が狙われている
- 徹底的に「金を稼ぐ」ビジネスモデル
- まるで野球選手。交渉も「代理人」に
- 「RaaS」のブランディングがすごい
- KADOKAWAの「特異」なケース
- 日本企業は「弱点」だらけだ
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今、サイバー攻撃が「SaaS化」しているのをご存じですか。
サービスにログインしてポチポチ必要要件をクリックすれば、コーディング要らずでランサムウェアを簡単に作成できる。身代金を受け取るウォレットや、企業とのチャットツールなど、インフラも完備。なんなら身代金交渉の代行までやってくれる。
そんな「至れり尽くせり」のサービスが、サイバー犯罪界で乱立しています。これまでなら技術力の高いハッカーにしかできなかったことでも、こうしたサービスの登場でハードルが下がり、被害の拡大に繋がっています。
「入社3年目のエンジニア程度の技術力があれば、ランサムウェア攻撃できますよ」
取材を進めるほどに、そのビジネスモデルの周到さと水平分業の徹底ぶりに、驚きが隠せませんでした。
今日から3日間にわたり、最凶のサイバー攻撃ビジネスを特集します。企業が出来る対策や、身代金を払うべきか否かといったトピックも取り上げますので、ぜひ3日間お付き合いください。
今週、米国によって逮捕されていた凄腕のハッカーが釈放され、ロシアに捕まえられていた米国のジャーナリストらと人質交換されました。今後、彼らが国に奉仕し、ロシアのサイバー攻撃力が増強されることが予想されます。
オレオレ詐欺もそうですが、お金のあるところに群がる悪い人たちのイノベーティブさ(?)には驚かされます。まどろっこしいルールがなく、お金大好きな人を集めゴールにまっしぐらだからとすれば、企業サイドも同等以上のイノベーティブな環境(中身や人は違っても)を作らないといけないという警鐘かなと思います。
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