柔道混合団体 日本2大会連続銀メダル 3-1から大逆転負け 代表戦で斉藤立が英雄リネールに屈す 6分26秒死闘も一本負け 日本柔道総力戦苦杯も阿部詩らにメダル
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注目のコメント
月並みな表現ですが、男子バスケ同様、最後まであきらめなかったフランスの粘り勝ち。ルーレットはどうよ?と私も思いますが、6人できっちり決めきれなかったところに敗因があったように思います。ただ、勝負より私は違ったところにフランスの不都合な真実、露わになった矛盾を見た気がしました。
パンデミック後に毎年フランスへ行っていますが、とにかくドイツ、オランダ等他の欧州諸国同様フランスも「すごく疲れている」という印象を受けるんですよね。
EU議会選挙や議会選挙で極右勢力が台頭してきたとき、サッカー代表のエムバペ選手が極右政党の移民排斥思想は自分や多様性に富んだ代表チームが否定されているような気がすると吐露していました。
移民が増えることによりフランス社会伝統の価値観の変質、治安の悪化、失業率の増加といった社会問題が顕在化していることが極右政権への支持につながっているとされていて、それが右派勢力の主張のよりどころになっているわけです。
ところが、フランスの柔道団体の決勝メンバーは全員が移民。でも、地元の観客は“Allez Les Bleus!!”の大声援を送り、後半はラ・マルセイエーズの大合唱で場内はフランス一色に。五輪はお祭りなので、これをもって矛盾だ何だと言うのは野暮だとわかっていますが、それでもモヤモヤ感が残ります。