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注目のコメント
サイエンスの魅力や奥深さを伝える連載「ディープな科学」。今回は、この連載で以前取り上げて好評を博した「アイドリング脳」に関する最新の研究成果を紹介します。創造性の源である「ひらめき」の謎に迫る、画期的な研究です。
「推論」なんてマウスにできるのだろうか、できるとしてもどうやって調べるのだろう、と不思議でしたが、実験の詳しい方法を聞いてなるほどと思いました。さらに驚いたのは、推論における睡眠の効果です。こんなにはっきり数字に現れるとは…とちょっとした衝撃を受けました。
研究チームはさらに、睡眠中の脳で何が起きているのか、細胞レベルで調べる実験も行っています。ここで使われている「光遺伝学」という手法は、以前、脳科学特集のスライド記事で紹介したので、気になった方はこちらもぜひご覧ください。
https://newspicks.com/news/5460350/?ref=search&ref_q=%E8%84%B3%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%B4%80&ref_t=top富山大学で「アイドリング脳研究センター」を主宰されている井ノ口馨先生が取り上げられました。マウスでも複雑な「推論」ができることを工夫された実験系により証明されたことも素晴らしい。「アイディアを出すには睡眠が大事!」とは、ノックアウトマウスの作製に関してノーベル医学生理学賞を受賞された故Oliver Smithies先生も言われていました。
拙ブログ:オリヴァー・スミティーズ先生の「ひらめきのヒント」
https://nosumi.exblog.jp/21388634/子供の動きを見ていると、割とこの睡眠により情報が整理され、推論できる術が身についていることがわかります。
前の日にリコーダーやけんばんハーモニカの指が動いていなかったのに、次の日になると、簡単にできていたりすることもありますが、こういうことも関係しているのでしょうか。
寝ている間に一生懸命前の日につめこんだ情報を整理しているのかなぁと思っていたのですが、マウスの実験ですと、まだ経験していないことに備えた推論まで寝ている間に準備されているとは驚きです。
情報をつめこんで徹夜して次の日に臨むのではなく、やはり睡眠はしっかりとったほうが良いのですね。寝る子は育つといいますが、正しいですね。
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