アップル、新作広告でまたも取り下げ事案に発展 タイ語圏から「時代遅れ」批判相次ぎ、今年2度目の物議
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注目のコメント
Crushの際とは問題の質が異なり、前回は人の創造性や感性を脅かす内容であったことに対して、今回は一国に対する不適切表現。
どちらも問題でしょうし、配慮が足りていなかったと言えばそれまでですが、本質的かつ共通していることは、企画したメッセージが全く意図しない方向に受け止められる、「企業と市場の乖離」にあるのだと思います。
マーケティング的に市場主義は第一に掲げられるものではありますが、 Appleに限らず、先日はトイザらスの生成AIによる動画広告が批判の的になるなど、大手企業による事案が続いています。
消費者側の捉え方の変化なのか、企業側のマーケティングの変化なのか、その両方なのか、いずれにしても企業と市場のズレが大きくなってきていることを感じさせられます。グローバルに展開するコミュニケーションならではの難しさですね。過去にも類似の案件は複数あったような。現地のエージェンシーも制作に入っていたようで、OKかどうか微妙なラインではあったのでしょう。
メディアのバイアスがかかり「いまだにタイは途上国だ」とイメージされている人も多いですが、都市部のトゥクトゥクは姿を消しつつあり、EV車などが多く見かけられる様な場所です
街中の整備なども進んでいますし、セピアなイメージはもうありません
確かに田舎の方まで行けばのどかな風景を見かけることもありますが、その辺りはどの国でも同じです
メディアだけを信じるのではなく、その目で確かめてみることも必要ですね