[2日 ロイター] - 先月19日に世界的なシステム障害を引き起こした米サイバーセキュリティー企業クラウドストライクの株式をグーグルの親会社アルファベットが障害発生前に売却していたことが明らかになった。

規制当局に2日提出された書類によると、アルファベットは保有するクラウドストライクのクラスA株を6月30日時点で85万5789株から42万7895株に減らした。

クラウドストライクのソフトウエア更新をきっかけに発生した世界的なシステム障害では交通網の混乱、テレビ放映停止のほか、金融機関や医療サービスなど多くの分野で業務に支障が出た。