ITと漁業がコラボ。強烈な社員研修やチームビルディングに
NewsPicks +d編集部
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全3回にわたってお話を聞いてきましたが、中川さんの根底に一貫してあるのは「釣りや漁師さんの魅力を伝えたい」という強い思い。「研修事業をするために、漁師さんを生かす」ではなく、「イケてる漁師さんを増やすために、研修事業をする」という、この順番がとても大切なのだと思います。
「短期間でチームビルディングをすること」「記憶に残る強烈なメッセージを伝えること」🔁『みんなの殻を破りたい』🍀
《リスクをとって一歩踏み出さないと未来は切り拓けない》🔁【つなが道(R)ロード】チームビルディング👀
⏬本文より
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🔶白えびの殻をむき、心の殻もむいていく
現在は漁師を巻き込んだ企業向け社員研修も行っています。事例の一つが、富山県で行った東京のITベンチャーのエンジニア60人に向けた研修。
フルリモートで年2回しか全員が顔を合わせる機会がない企業で、「短期間でチームビルディングをすること」「記憶に残る強烈なメッセージを伝えること」の2つが大きな課題です。
先方の希望は「みんなの殻を破りたい」。それに対し中川さんが提案したのは、文字通りの「殻を破ること」でした。
中川「白えび漁師さんたちにご協力いただき、研修の最初に白えびの殻をみんなで破った(むいた)んです。一般的なエビと違って、白えびは1分で1匹むけないくらい難しい。
過去のデータ上、10人に1人くらい上手な人がいるのですが、そのときも4、5人異常にうまい人がいて。その人のところにみんなが集まって、『どうやってるの?』と白えびの殻むきをハックしようとしていました(笑)」