円、149円台に急騰 東京市場は乱高下―日銀追加利上げで
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円の最大の弱点は金利からインフレを差し引いた実質金利がマイナスにあったこと。今日、植田総裁はここを調節していく趣旨の発言をしましたから、ここからまだ相応の利上げが見込まれます。足元ではまだ投機筋の円ショートがかなり残っていると見られ、150円割れは時間の問題と考えられます。一方、それでも実質金利が諸外国より低い点(しかも当面マイナスのまま)、国際収支では円売りが優勢である点に照らし、円高が定着する環境にもまだ遠いと言えます。
先週ソウルで、為替相場を頭の片隅に置きながら買い物に勤しみましたが、結局、円ウォンレートに関しては、クレジットカード決済レートはあまり動きませんでした。
けれども、ドル円は結構マメにリアルに動きます。
今、アメリカ、豪州、イギリスにいる日本人観光客は数時間の差が明暗を分けることになります。