【変貌】バスケ、サッカー、競輪。MIXIがスポーツに賭ける
- スポーツの稼ぎが2割超え
- 狙いは「家族」、見つけた勝ち筋
- バスケはまだまだ稼げる
- スポーツベッティングに熱視線
- スポーツだって、ミクシィの柱になる
- 生き続ける「mixi」魂
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ミクシィの「脱モンスト依存」の模索は紆余曲折をたどってきました。もはや懐かしいですが、チケット売買サービスの「チケットキャンプ」や、中高年向けのフィットネス施設などを運営するウェルネス事業など、試行錯誤を繰り返してきたように思います。
2019年は大きな節目の年だったのではないでしょうか。競輪のネット券売サービス「チャリ・ロト」、そしてBリーグ「千葉ジェッツ」を買収した年です。ここからスポーツ事業が始まりました。
並行して家族の写真共有サービス「みてね」が軌道に乗り、海外展開も進んで、今やユーザー数は2000万人です。
成熟したスマホゲーム業界で大きな成長は見込みづらい。かつてゲームで台頭したグリーやDeNAも同じです。その中でもミクシィは、事業ポートフォリオがわかりやすく変わりました。
木村社長は以前から「スポーツベッティング」で日本のスポーツの財源を豊かにしようという話をしています。Web3ブームでNFT事業に乗り出したときもそうでした。公営競技を除くと、まずはオーストラリアからスタート。いつの間にか海外でミクシィの名を目にする機会が増えるのかもしません。
特集「今、バスケがアツい!」の最終話はミクシィの木村弘毅社長のインタビュー。
2019年にBリーグに参戦しているクラブチーム「千葉ジェッツ」を買収し、クラブ経営にも力を入れています。
ミクシィの事業に対するイメージは、世代によって異なるかもしれません。
30代、40代にとってのイメージは紹介制で会員になれるSNS「mixi」。(友人が自分のページを訪ねたかを知れる足跡機能が懐かしいです)
20代はスマホゲーム「モンスト」が真っ先に思い浮かぶかと思います。
そのミクシィが次の一手として選んだのが「スポーツ事業」。
近年はバスケやサッカーなどプロチームを買収して運営したり、観戦事業の一環として、バスケのアリーナ建設やスポーツ観戦を楽しめるBAR「HUB」に出資したりとスポーツに転換しています。
木村社長にはスポーツ事業に注目した理由や国内では是非が分かれるスポーツベッティングの可能性も含めて聞きました。
ぼくがミクシィの役員を降りた2016年にはもう脱モンストからのエンタメ、みてね、スポーツなど多軸路線が模索されていましたが、途方もない挑戦と映りました。それを実ビジネスに落とし込み、育てている。 途方もない経営です。
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