「半導体投資」インドに照準…日本勢「米中」の影響回避
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インドでは、これまで政府が幾度となくも国内外から半導体工場を誘致しようとしてきましたが、笛吹けど踊らず状態でした。今回は、台湾とルネサスが工場設立を発表しました。やっと民間が動き出しました。今度は期待したいです。
半導体投資の先として、インドの存在感が高まりつつあるという記事です。
日本は対外直接投資が積極的ですが、2022年の時点ではインドへの対外直接投資残高は342億ドルで全体の2%程度です。
日本の対外直接投資残高はシェアの高い順から、米国35%、オランダ7%、中国7%、英国7%、シンガポール5%と比べると、今のところインドはそれほど存在感が大きいわけではないようです。
今後の各メーカーの動きに注目していきたいですね。中国が内製化を進めている上にアメリカによる輸出規制のせいで、本来は東アジアで組めるサプライチェーンが崩されてしまった。
ここ最近、政権が対中外交で戦略的互恵も維持しようとしている感もあるが、如何せん米大統領選に左右されてしまう。
そうしたリスクを避けられるのはインドなのだろう。
半導体技術者を確保できる可能性が高い。後工程の生産もあるがもしかすると先端半導体やパワーデバイスの設計も期待できるのではないか?そのためには教育機関と連携していく必要があるだろう。
生産拠点も確保できるだろう。インフラの安定性が課題なため自社である程度のプラント施設まで建設したらどうだろう?
原材料はどうか?シリコンウェハーの輸出量が年々増加している。半導体のファウンドリをインドに建設するなら輸送費削減も兼ねて現地生産拠点も構築できないだろうか?
現地のインフラ整備や雇用創出を行いながら半導体の生産拠点をアジア全体に分散形成してほしい。