2024/7/29

【熱狂】日本の「バスケ」が段違いに稼げるようになった理由

NewsPicks記者
今、バスケットボールが空前の盛り上がりを見せている。

パリオリンピックには日本代表が男女揃って出場。男子は初戦で世界王者ドイツに敗れたが、2戦目以降に期待が持てる内容を見せた。

しかし、すごいのは競技力だけではない。

実は、バスケットボールの国内プロリーグ「Bリーグ」も、すさまじいペースで人気が拡大しているのだ。
日本のスポーツ界は近年、必ずしも順調というわけではなかった。コロナ禍の影響で、野球やサッカーは数年前の水準を回復するのがやっとだ。
そんな中で気を吐いているのがバスケなのだ。
なぜ、バスケだけがこれほどまでに成長しているのか。
実はその理由は、日本が強くなったからだけではない。これまでの日本のスポーツ界になかったほどに徹底して「稼ぐ」ことにこだわった結果なのだ。
8年前に開幕し、野球やサッカーに次ぐ第3のプロスポーツとして脚光を浴びたBリーグ。
その劇的な進化の裏側にある緻密な戦略を、リーグチェアマンの島田慎二氏が語り尽くす。
INDEX
  • 「強いだけ」ではダメ
  • バスケクラブは、貪欲だ
  • ITベンチャー、続々参入のワケ
  • 空前の「アリーナ・ラッシュ」
  • 野球・サッカーにはない「女性人気」
  • チケット一元管理で積極マーケ
  • 今後のカギは「海外展開」