NY株続落、4万ドル割れ 504ドル安ハイテク株売り
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きょうのNY株式市場、ダウ平均が500ドル超下落したほか、IT・ハイテク株が一斉に売られ、ナスダックは急落しています。
前日引け後のアルファベット<GOOG>とテスラ<TSLA>の決算に冴えない反応を示していることが市場を圧迫しました。
アルファベット<GOOG>はグーグルの広告収入は予想を上回ったものの、YouTubeの広告収入が予想を下回った点が嫌気されている模様。
設備投資が予想以上だった点も嫌気。
テスラは大幅安で、1株利益が4四半期連続で予想を下回ったほか、フリーキャッシュフロー(FCF)も予想を下回り、自動車の粗利益率が予想外に低調だった点も指摘されています。
マグニフィセント7の銘柄群の最初の決算が不振と見なされたことで、今後決算を発表するIT・ハイテク株への警戒感が高まっている模様。
ただ、全体的の決算は好調。
S&P500企業のうち20%が決算発表を終えていますが、その80%が予想を上回る純利益を計上しています。
投資家はFRBが9月に利下げに踏み切る可能性をほぼ織り込み、ソフトランディングへの期待の高まりも相まって、株価は上昇を続け、小型株や産業株など金利敏感株はここ数週間上昇しています。
一部からは「成長し続ける経済、非常に優れた環境管理を続ける企業、そしてそれをバリュエーションの上昇に反映させる市場。この面で何か変化がない限り、過去3カ月同様に怖がる理由がわからない」といったコメントも聞かれてはああますが、本日に関しては全体的に利益確定売りが強まっている格好。
金利落ち着いていますが、VIX急騰で一気にFEARに。
決算への高い期待踏まえて、相当OPヘッジも入っておりITバブル崩壊前の雰囲気と似てなくも無いと言う状況ではあります。
取り敢えず東京市場踏ん張れるか。7月12日にマイクロソフト、アップル、NVIDIAなど主要な銘柄はすべて下がっているのに、それ以下の銘柄はすべて上がっているという現象が起きていましたが、やはりそれがサインだったと思います。確実にトレテンしています。
ビッグテックの決算と中央銀行の金融政策変更、そして米政情が重なってしまい大幅安になりましたね
ファンダメンタルに大きな変化はないとしても目先のVIX指数には注意をしておきたいところです