最低賃金 全国平均の時給1054円に 過去最大の50円引き上げ
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注目のコメント
わずか50円の引上げでは、上昇率にして5%を下回り、物価高にはとても追い着かないでしょう。たしか23年度の上昇率は4%弱でありましたので、賃上げ率自体の上昇幅は1%ポイント程度に止まります。今年の春闘で賃上げ率が大幅にアップした「加速感」に欠けますね。
こうした今一つな数字を「過去最高」とか褒めそやすNHKらしい生ぬるい報道では、かえって国民の反感をかってしまうのではないでしょうか。「これで留学資金がためられます」と喜んでいるアルバイトの学生さんには、インタビューした記者さんが「歴史的な円安のせいで留学費用は円換算すると前年比1割以上上がっていませんか」と教えて上げないといけませんね。
NHKの皆さん、マクロ経済の勉強をし基本的な数字を頭に入れてから、取材、報道をしましょう。最低賃金引き上げの結果、最低賃金が「これまでで最も高くなります」というのは、当たり前のことでしょう。最低賃金を引き下げたことはないのですから、毎回引き上げる度に過去最高の金額になります。
また、「時給で50円引き上げる」のが「過去最高」というのも、コメントとしてはイマイチです。基本的に最低賃金の上げ幅は、金額ではなく割合で考えます。例えば「5%の引き上げは過去最高」という言い方であれば理解できます。
仮にもし、これで来年も5%引き上げた場合、平均で約53円の引き上げになるので、今年を超えて再度の「過去最高」の引き上げになります。しかし割合で言えば、今年と同じ5%の引き上げです。
「最も高い」「過去最高」を連呼したいだけ、要するに政府におべっかを使う提灯記事に見えてしまいます。
追記:
「全国平均の時給は1054円となり、これまでで最も高くなります」という文言はさすがに削除されたようです。最低賃金を上げることは、全体の底上げのために必要なことは理解できる。
なので、反対もしない。
だけど、セットで扶養控除も一緒に考えてくれー
そうしないと、パートの方々の働く時間がただ減るだけー
パート収入、変わらない。
雇用側の労働生産性、下がる一方…
女性進出を本気で考えるなら、廃止にするとか、大幅に控除限度を引き上げるとか、何かとセットにしてほしい。
(控除引き上げすると、社会保険料など取れないので、しないと思われるが…)