女性であることを肯定。自分にしかできない芸やスキルを磨く
NewsPicks +d編集部
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林家つる子さんが落語ビギナーにおすすめくださった演目は「芝浜」。
有名な噺ではありますが、噺家によっても違いますし、同じ噺家さんでも何度聴いてもいい。
そんな味わいのある噺です。
落語は長い歴史の間、男性の噺家さんたちが築き上げてきました。
古典落語は特に主役は男性が多い。女性目線という構造はおそらくないはずです。
「芝浜」は現代女性が聴くと「そんな亭主ってどうなの?」と賛否両論が(どちらかといえば否のほうが)巻き起こるストーリーですが、つる子さんはこの「芝浜」で「おかみさんを主人公にする挑戦」をしました。
圧倒的に少ない女性の落語家として、誰もがやっていなかったところに着目し、磨き上げていく。
こうした取り組みは“自分にとっての自然さ”につながっていったのではないでしょうか。