<独自>日本の名目GDP 2029年まで世界3位維持 円安是正なら 民間試算
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でも、余り円高に行き過ぎると、実質GDPが減ってしまう可能性もあると思います。
ちなみに、2009~2012年の日本は円高が進み、その前後よりもGDPの世界シェア高まっていましたが、失業率も上がってとても景気が良かった実感がなかったことからすれば、同じ円高でも国内の供給力向上により実力見合いで円高にならないと意味がないでしょう。為替レートが2025年に1ドル123.9円、2029年に104.9円となれば、2029年まで日本のGDPは世界3位を維持できる計算になるそうです。
ただし、140円台が続くという現在の予想が続けば、2025年にインドに抜かれ、世界5位となるとの事です。
一方で数量的=実質的な国際比較となる、「名目の購買力平価換算値」では既にインドのGDPは日本の2倍以上の水準に達しています。
この場合ドイツにはまだ抜かれていません。
IMFの最新のデータでは、各国のGDPは次の通りです。
2023年
MER, PPP
ドイツ 4.46, 5.54
日 本 4.21, 6.51
インド 3.57, 13.34
2025年(予想値)
MER, PPP
ドイツ 4.77, 5.86
インド 4.34, 15.81
日 本 4.31, 6.91
MER: 為替レート換算値
PPP: 購買力平価換算値
より生活実感に近い1人あたりGDPでは、日本は先進国でも下位に属します。目先の順位に一喜一憂せず、長期で見てどの水準にいたほうが経済成長できるのか、考えたほうが良い。
為替をいじくって計算上はこうです、だから円高が良いんです、は机上の空論に過ぎないのではないでしょうか。
円高基調に持っていきたいおエラさんに書かされた御用記事では、と勘ぐってしまいました。心が汚い?