米国株式市場=続落、システム障害受け クラウドストライク11%安
AI要約
- 1米国株式市場は、システム障害の影響で主要株価指数が続落したとのこと
- 2クラウドストライクの株価が急落し、ナスダック全体への影響が懸念されたとのこと
- 3シカゴ・オプション取引所のボラティリティー指数が高水準に達し、投資家が様子見を強めているとのこと
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注目のコメント
きょうのNY株式市場、ダウ平均は続落。
世界的に生じたウィンドウズのシステム障害。
クラウドストライクによって起きたこの事態は、米国時間にマイクロソフトが全てのアプリ、システムが回復と発表するなど一服しましたが、アジア市場から多くの金融・小売・運輸などのシステムに影響を与えており、リスク警戒の動きが広がっています。
ダウ平均も幅広い銘柄が売られました。
第2四半期決算が弱く4月以来の日中下落幅となったトラベラーズをはじめ、建設機材のキャタピラー、カード会社大手アメックス、ビザなどの売りが目立ちました。
米株式市場全体でエネルギー関連の売りがやや優勢で、ダウ採用銘柄でも石油メジャーシェブロンが軟調。
半導体も下がっており、インテルが大きく下げました。
医薬品大手メルクはしっかり。30銘柄中上昇は7銘柄、23銘柄が下落となっています。
新興ハイテクはトランプリスクもあってテスラが4%安と大きく売られました。
半導体売りが目立つ中、AMD、エヌビディアなども2%を超える下げ。
今回のシステム障害を引き起こしたクラウドストライク・ホールディングスが11%を超える下げに。
金利もVIXも上昇していますが、何とか中立スタンス保ちBTCは上げています。
それでもレンジ相場から急ピッチで入った上昇相場は一旦終わり、再びレンジ相場入りなのか調整局面入りなのか見極める事になりそうです。
私見では、利下げ開始が確実視された事、トランプ氏が米大統領確実視された事、でトレンド転換入った可能性高と見ており、来週半ばくらいから少し戻したとしても基本夏枯れ調整局面入りと観ています。