［東京 ２４日 ロイター］ - トヨタ自動車<7203.T>が豊田章男社長に対し、２０１５年３月期の報酬として総額３億５２００万円を支払ったことが、２４日に提出した有価証券報告書で判明した。１４年３月期の２億３０００万円から１億２２００万円増えた。
有価証券報告書によると、豊田社長の次に報酬が高かったのは内山田竹志会長の２億０１００万円。トヨタが１億円以上の報酬を支払ったのは豊田社長を含む８人で、前期の７人から１人増えた。取締役１７人の報酬総額は１７億２１００万円で、好業績を受け、２１人で１５億２２００万円だった前期から増加した。
(白木真紀)
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グローバルでの競合と比較すると、もっともらっていい。
一般論では業績比の報酬額は先進国では日本は割安でしょう。
ただ、それは基本的に社長業の流動性が小さく価格競争がないから。例えばある企業のトップが他の企業のトップになるプロ経営者（最近では新浪さんが好例）はまだまだ一握り。社内でステップを踏んで社長に、というほうが圧倒的に多い。
ちなみに、下記2012年のFortuneの記事ですが、
・豊田章男社長$1.7 mil
・ルノーニッサンのゴーン社長$12.5 mil
・GMのAlan Mulallyが $28.9 mil
・VWのMartin Winterkornが$23.1 mil。
桁感が全然違いますね。
http://fortune.com/2012/07/02/sizing-up-automotive-ceo-pay/
【追記】もちろん、多く払ったら有能な経営者が集まるという単純な話ではありませんが、あくまで比較しての一般論として。身も蓋もありませんが、当たり前のこととして「万能の打ち手」があったら世界経済の成長率は10倍くらいにはなってそうです。笑
役員報酬というのは精神的苦痛に対する慰謝料のような類のものだと思っています。トヨタは違いますが、一部の電気機器メーカーのように、苦境にある会社で舵をとる場合はなおさら。
給与水準より高かろうと、その過程でくだす決断の心痛を癒しうるものではありません。
もう名誉職じゃね。
豊田章男氏の金銭的報酬が0円だからといって彼の行動が変化すると思わないし、100億円だとしても作用すると思わない。
豊田章男氏は収入を意識して生きたことがあるのかな。
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