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【完全図解】今、日本で最も「お金の匂い」がするビジネス

NewsPicks編集部
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注目のコメント

  • 黒瀬 浩一
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    りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト チーフエコノミスト

    市場規模が大きく、しかも、伸びる産業は、他にも介護などあります。しかし、インバウンドは儲けが違います。外国人は日本に対して払う気が満々で、そんなに安くて良いのか、というのかタクシー代以外の全てに当てはまります。個人ガイドの通訳の料金も相当上がってます。日本経済がダメだった時代の言い訳、稼ぐ場がない、はもは通用しません。稼ぐ気があればいくらでもチャンスはある時代だと思います。自治体もPRに外国人雇って大いに成果を上げた例が多数あります。今年はインバウンドでコロナ禍前と比較して日本のGDPを0.5%引き上げます。産業革命が1%なので、どれだけ大きいかが分かると思います。


  • 塩崎 悠輝
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「インバウンドが日本最大の産業である自動車輸出に匹敵するようになる」と冒頭にありますが、
    日本の自動車産業というのは、輸出が18兆円、国内市場が60兆円くらいなので、合わせて80兆円くらいですね。
    「輸出」だけを取り出して比較することにどれだけ意味があるでしょう。

    なお、日本の国内観光産業は、2019年だと、
    日本人が3億1000万人、消費額22兆円
    外国人が3200万人、  消費額5兆円
    でした。 
     客当たりの単価でいえば、日本人観光客よりも外国人観光客の方が大きいですね。

    どの国でもそうですが、外国人観光客が増えると、外国人の観光業者が増えます。
     日本では、これまで外国人労働者を安く使うことで、何とか中小企業が収益を維持しようとしてきました。
     観光業は外国人に優位性があるため、外国人が起業して外国人が日本で事業を拡大していく呼び水になります。今度は外国人の企業家が日本人を使う番です。
     今は日本のタクシー会社と外国人の白タクがにらみあっていますが、バス会社も宿泊も飲食も、外国人の企業がシェアを広げていくでしょう。


  • Suzuki Yasuhiro
    MagicalTrip Inc. / Libra Inc. 創業者・会長

    コメントを掲載いただいた、ローカルツアーを全国で企画販売しているMagicalTrip創業者会長の鈴木です。
    我々の事業はコロナ禍前から実は急成長していましたが、23年24年も更にニーズは増しています。
    ただこの領域も課題は担い手不足です。特にガイドは需要に対して圧倒的に供給不足でした。仕事は複雑で、経験がモノをいうオペレーションに満ちていました。

    そこで我々はツアーサプライヤとして「未経験者でも安心してツアーガイドになれる」環境を作るべく、2018年からツアーガイドという仕事を再定義し、更にガイドさんが仕事をしやすくなるように徹底的にあらゆる面をDXしてきました。
    その結果、これまでガイド未経験だった地元の方々にMagicalTripガイドになっていただいてきました。今は全国規模の一大ガイドコミュニティを形成しています。

    短期的に時流に乗ってビジネスをするだけでなく、長い目線でMagicalTripガイドの皆さんと共に「新しい仕事・新しいガイドのスタイル」を創り、観光業に対して多様な方々が多様な関わり方をできる状態を創ることこそが、将来の日本に価値を残すことだと信じています。


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