【図解】全業界で実装へ。時代が求める最新ビジネス「サーキュラーコマース」とは
デザイン:月森恭助
最近、ユニクロや無印良品などのブランドが、自社製品を回収ボックスで回収し、手入れを施してリユース品として販売する取り組みが増えています。
メーカー自身が回収を行うことで、製品特性を熟知しているためリユース品質が高くなる可能性があり、ブランド価値を損なわない二次流通を実現しやすく、納品の戻り便を利用して物流費を削減することが可能というメリットがあると思います。
しかし、消費者にとっては各店舗へ向かうのが手間である、リユースの際に得られるインセンティブがブランドによって異なる、自分の貢献が環境にどのような影響を与えるのかが分かりにくいといった課題もあります。
現在、オークネットはどちらかというと個別の企業に対応したサービスが中心のように見受けられますが、プラットフォーム事業者としてあらゆるリユースサービスを統合することが可能になれば、回収の利便性や共通のインセンティブ付与など、顧客体験価値の向上が期待できるかもしれません。
CDIで一緒に事業を作っているオークネットさんのスポンサー記事ですが、様々な商品で二次流通が整備されていくと、それによって一次流通の消費行動も変わっていくはず、そしてそこを有機的につなげることができれば、地球にとっても良いはず、ということで頑張ってやっています
それには、やはりモノを作る最上流であるメーカーさんを起点に社会変革を起こしていかなければいけない、ということで仲間を募っていますので、ピンとくるメーカーさんがいれば是非一緒にやりましょう
環境貢献と経済性の両立はもはや全業種共通の課題と言えますが、そこに一つの「答え」を出しているのが、循環型ビジネスの構築・運用を手がける企業「オークネット」です。
この記事では同社が提唱する注目のビジネスモデル「サーキュラーコマース」を図解しました。以下に記事の補足を記載します。
近年、アパレルメーカーをはじめとする一次流通事業者が二次流通ビジネスにも参入し始めています。例えばパタゴニアは、ユーザーから不要になった自社製品を買い取り、再販する仕組みを導入しています。
(◯◯流通という言葉がピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、一次流通=新品販売、二次流通=中古品販売と捉えていただければ大丈夫です)
こうした一次流通事業と二次流通事業を融合させたビジネスモデルは、環境貢献と経済性の両立の観点から国内外で注目を集めています。オークネットはこのビジネスモデルを「サーキュラーコマース」と呼び、小売業者などの二次流通ビジネスの参入を支援しています。
サーキュラーコマースの確立は、グリーン対応を求める社会のニーズともマッチしていることから今後も広がっていくことが予想されます。
そうした環境の下で、一次流通事業者が二次流通ビジネスの専門業者と協業するケースも出てきていますが(二次流通事業者が自社のスキームを一次流通事業者に外販するなど)、オークネットの取り組みはそれとは一線を画しています。
オークネットのビジネスは顧客企業(一次流通企業)と協業してシナジーを生み出す、というアプローチではありません。
一次流通企業の中に入り込み、その会社のビジネスに二次流通機能を実装し、顧客の事業そのものを拡大し、新たな市場を作るところまでを手がけています。
リユースというとアパレルの話題が多くなりがちですが、オークネットはアパレルはもちろん、現時点で二次流通市場がほぼ存在してないであろう領域も含めてあらゆる市場でサーキュラーコマースを確立できるノウハウを持っています。
実際にオークネットがどんな取り組みをしているかは記事をご覧ください。
図解の中身と重なる部分もありますが、以上の補足が内容のご理解の一助となれば幸いです。
(記事中で紹介している過去記事もご覧いただけると、昨今のリユースシーンの潮流やオークネットの取り組みがより深くご理解いただけると思います)
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