2024/7/18
【本格化】イーロン・マスクは火星に移住できるのか
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NewsPicksでは平日の毎日、世界のトレンドの背景を追う連載シリーズを開始しています。木曜日は「The Next Big Thing（次のテクノロジー）」です。
INDEX
- 🚀 火星移住計画に乗り出した
- 🔥 加速するタイムライン
- 🌍 すべては火星に通ず
- 🤔 マスクが生きている間に実現？
- 🙋 目的は人類を救うこと
- 💫 火星コロニー化計画
- 💡 確実に文明を起こせるか？
🚀 火星移住計画に乗り出した
サンフランシスコ発──イーロン・マスクは20年以上にわたり、自ら創業したロケット会社であるスペースXを「火星到達」という生涯の目標のために捧げてきた。
そしてこの1年間は、火星に到達した後の計画にも力を入れ始めている。
ニューヨーク・タイムズが確認した文書と、この取り組みに詳しい5人の関係者によると、現在53歳のマスクはスペースXの従業員に対し、火星コロニー化計画の詳細を詰めるよう指示したという。
それを受けて、あるチームは、小型のドーム式居住空間の建設計画について、候補となる資材を含めて検討を始め、また別のチームは火星の過酷な環境に耐えられる宇宙服の開発に取り掛かった。
また、ある医療チームでは、火星で子孫を残せるかどうかの研究が行われており、マスクも火星のコロニー化に貢献すべく自分の精子を提供したと、2人の関係者が明らかにした。
