高齢親の死体遺棄事件、全国で相次ぐ 背景に8050、9060問題か

コメント

注目のコメント

• 小川 一

  毎日新聞 客員編集委員

  ・2024年07月16日

  8050、9060問題が間違いなく背景にあると思います。地縁血縁の崩壊は言うに及ぼす、ひきこもりの人の高齢化、老後破産など様々な問題がここに凝縮しています。非婚が当たり前の現代では、この問題は年々深刻化していきます。さらに認知症の急増が問題をさらに複雑にします。約 700 万人、65 歳以上の高齢者の約５人に１人という数字は衝撃です。介護をはじめ家庭内の問題を社会化し、社会として解決する方向に時代は進んでいます。この問題についても早急な対応が必要でしょう。
• 藤田 あき美

  天文物理学者BossB/信州大学准教授

  ・2024年07月16日

  １）老人の放棄に関して、葬儀代が支払えない、という問題に対しては、葬儀に金がかかるのがおかしい! よって、火葬は無料で行う。人の死がビジネスになっていてはいけない。
  ２）老人の放棄は年金が必要なためである、という問題に関しては、累進税で金持ちから税金をとってベーシックインカム等の形で全国民に分配して、最低限の人間らしい生活を保証する
  ３）中高年の孤独問題、という問題に対しても、２と同じ形でまず最低限の人間らしい生活を保証すれば、外に出やすくなる、交流もしやすくなるのでは、思う。
  
  なにしろ、Tax the rich for humanity. Peace
• 椿 奈緒子

  メンタリング株式会社 代表取締役 ／新規事業人

  ・2024年07月16日

  「内閣府が19年に公表した「生活状況に関する調査」では、40～64歳でひきこもり状態にある人は推計61万3000人だったが、同府が23年に公表した「こども・若者の意識と生活に関する調査」では推計84万人だった。」
  ひきこもり状態の方は葬儀の手続きはハードル高いでしょう。
  親がもしもの時のために、事前に丸っと対応してくれるようなサービスなど、施策を打てるような術があれば良いのではと思う。