容疑者は介護施設勤務、成績優秀 友人少なく、いじめ証言も
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注目のコメント
よくこの手の報道で『いじめられていた』という証言があることがありますが、
幼少期に激しいいじめを受けていた身としては、それは何の言い訳にもならないし
敢えてそういったことを背景として報道するのは(理解はできますが)セカンドレイプを受けている気分になります。環境に恵まれなかったために自暴自棄的に反抗に至ってしまったとすると心苦しくいたたまれない。
日本の安倍前首相を襲撃した山上被告も信仰宗教絡みではあるが、同様に環境に恵まれずに狂行に至ったのと同様かと。
何らかの才能のある人間だが、社会に馴染めず、才能を活かせず、社会に虐げられ、狂行に至る。
テロに負けじと個人を狂行に走らせるこのようなパターンが社会にとっての脅威になってきました。
情報化社会により、頭の良い人間であれば特殊な道具・能力・情報を得やすくなったこともあるでしょう。
多様性などと謳われる時代ですが、まだまだ社会から特定の人間を疎外してしまうムラ意識が強いのでしょう。
社会の意識を変え、社会に馴染めない人にも優しい社会ニナすることが必要かと感じます。
トランプ氏の強行的な保守思考は、社会に馴染めない社会的弱者に脅威感を与えてしまい、それにより犯行に及んだ可能性も考えられるのではないでしょうか。
社会のあり方を考える大きな課題を突きつけられたと解釈もできる事件だと思います。犯人死亡で、明確な動機、思想は不明のまま。
しかし、社会の空気感に「個人の信念を元に社会に対して暴力を行使しても良い」という考えが拡大しそうで、非常に懸念しています。
少し前の調査ですが、「アメリカでは3人に一人が政府に対する暴力は正当化される」と考えているらしい。(これだけの調査では正確性は分かりませんが、一例として)
https://www.businessinsider.jp/post-248848
この割合は、90年代のおよそ3倍にまで増えている。
特にこうした考えが、若者、白人、男性、高学歴者、といった従来までの被差別階層ではない層で割合が高まっている事が、問題の複雑さを感じます。
縮まるどころか拡大、固定化される経済格差、階層社会。
言いようの無い将来への不安、不寛容な社会意識の醸成。
能力主義社会は残酷なまでに結果の不平等をより顕著にし、富の再分配は決して十分とは言えない。
民主主義国家の象徴であるアメリカで起きている社会の分断は今や世界中に伝播しつつある事を、私たちも常に意識しなければならないと感じます。