シャープ、早期退職を募集 500人、子会社の堺工場
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大型液晶パネルを製造するシャープ子会社で800人中500人の早期退職者を募集との事です。
関連する統計データとして薄型テレビの生産数量・金額の変遷を見ると納得の推移です。
品目名称:薄型テレビ
生産数量 生産金額
2011年 768万台、5,600億円
2012年 110万台、 980億円
2013年 52万台、 773億円
2015年 65万台、 629億円
2016年 77万台、 612億円
2017年 42万台、 536億円
2018年 40万台、 495億円
2019年 27万台、 289億円
2020年 15万台、 178億円
2021年 10万台、 83億円
2022年 17万台、 130億円
2023年 12万台、 103億円
東日本大震災やコロナ禍なども経て、急激に生産規模が縮小してきたことがわかります。
特に2011年→2012年の変化が凄まじいですね。
統計データを何度も見直しました。
出 典: 経済産業省生産動態統計終身雇用制度のデメリットが出てきているという気がする。
ジョブや成果による評価型に変わっていくことで、人件費を高め、同時に物価も上げていくようなシステムそのものの見直しが必要な気がする。こうやって経営能力のない人の責任で多くの退職者が生まれる。
シャープは社長も責任を取って交代したけど、多くの会社では事業が不振になると、下々は異動なりボーナス減なり様々な不利益を被るが、上司や経営陣はボーナス減などの影響はあるものの、その地位を維持している。
これでは社員の働きが報われない。
まずダメになったのは事業戦略が悪いと考えて、事業責任者が変わることが第一ではないか。
そして退職する社員は、生産性が低い職場から、生産性が高い職場へ移ることで報われると信じてやっていくしかない。