政府・日銀が為替介入 円相場、一時157円台半ばに
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米国で低めのCPIが発表されて、金利が下がった瞬間を狙ったという意味では工夫があったと思います。工夫という意味では、イエレン財務長官からまた日本を忌避するような発言が出ないかどうかも注目です。歴史的にも為替介入は米国の協力なしに成功した例は一度もありませんから。円安の根本原因である日本の貿易赤字体質という根本的な問題は何も変わっていません。介入で時間を稼ぎつつ、こっちの問題の本丸に関する政策をしっかり打ち出す必要があると思います。介入が始まってもう2年が経ちます。
政府の介入で瞬間的に4円ほど円高に動いたわけですが、たちどころに半分押し戻されて、今は159円台に入っています。米国の利下げムードが強まり日銀が国債の購入量を減らす、ひょっとした政策金利も上げるかもしれない、という円高要素がある中での介入ですが、果たしてどこまで効果を持続させることができるのか・・・ これが簡単に押し戻されてしまうようだと、円の価値の毀損は日米金利差といった投機的な要因だけで説明出来ないかなり深刻なものと捉えるべきじゃないのかな (・・;