KOKUSAI株売り出しへ、3000億円規模 KKRなど売却=関係者
AI要約
- 1米投資ファンドのKKRが保有する半導体製造装置メーカーのKOKUSAI ELECTRIC株の一部を売却することが分かった
- 2売却によりKKRのKOKUSAI株保有比率は約43%から20%近くまで低下する見込み
- 3KOKUSAIはKKR以外も放出し、売り出し総額は3000億円規模で、個人投資家などへも幅広く株式を販売し、投資家層のすそ野を広げる
コメント
注目のコメント
半導体製造装置メーカーKOKUSAI ELECTRICの株式の一部を米投資ファンドKKRが売却し、保有比率が43%から20%に低下するとの事です。
半導体製造装置は日本メーカーが強く、輸出も増加傾向が続く産業ですね。
2023年の半導体製造装置メーカーの世界トップ15を見ると、1位 ASML、2位 AMAT、 3位 Lam Reserchに続いて、4位TEL、 8位 SCREENなど、14位のKOKUSAI ELECTRICを含め日本メーカーが7社ランクインしています。
出典:TECH +
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240410-2924784/半導体製造には「成膜」というウエハーに膜を張るプロセスが必要で、KOKUSAI ELECTRICはその中の「バッチ式成膜装置」で世界トップシェア。技術力は折り紙付き。いずれにしても株価3倍で売却とは、KKRはさすがの先見の明。
KKRは現在も4割超の株式を保有しています。株式公開時の時価総額が4239億円でしたが、現在では1.3兆円にも上昇しています。なので、このタイミングで再び売却する(できる)んですね。