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「債券村」住人が屋形船に再集結、日銀再利上げ備え引く手あまた

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  • 辛坊 正記
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    50歳代から60歳代といえば、二つのコクサイ化(国際化、国債化)が始まった1970年代末から80年代を経て金融の自由化が進み、国際の発行額が急膨張する90年代以降に辣腕を振るわれた世代の方々ですね、たぶん。
    1990年代に入って以降、金融危機等に際して短期間上昇するといったことはあるものの、日本の長期金利は最近までほぼ一貫して下がり続けています。細かい相場の綾はあるにせよ、これは、国債を買って持っていればほぼ確実に儲かる状況が続いたことを意味します。
    長期金利が上昇する局面でのディールは格段に難しかろうと斯界は素人ながら感じます。借り換え債を含め200兆円を超える長期国債が毎年発行される日本では、それが安定的に売れることが経済の安定に欠かせません。
    国債管理政策が確立して情報交換も盛んな我が国ですから、その輪に入れることが取引には重要でしょう。引くて数多の人材グループであるよし。存じ上げる方々ではないですが、日本の未来のために、引退なぞされることなく、もうひと頑張りお願いします。(^^)/~~~フレ!


  • 木下 智博
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    追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

    日本国債の専門家の方々の見識やノウハウは、貴重な知的資産です。彼らの使う用語や資料が日本語でも、もともとの内容はデリバティブやファイナンスに関する英語を翻訳したものに過ぎませんので、海外投資家にとっての言葉の壁などほとんどないでしょう。
    20年前と比べ、日本国債の流通市場における海外投資家のプレゼンスは、短期債や先物取引を中心に格段に高まっています。短期国債は、今や海外投資家が7割余りを保有しています。Tプラス1も実現しました。日本国債のグローバル化が進んだのです。
    「屋形船」が海難事故に遭わないことを望みます。


  • 永濱 利廣
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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    黒田日銀時代は目の敵にされて、不遇の時代が10年続きましたからね。


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