【新発見】飲む水の量が減るだけで、腸内環境が乱れる
NewsPicks編集部
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サイエンスの魅力や奥深さを伝える連載「ディープな科学」。今回の記事では、シンプルに水を飲む量によって、マウスの腸内環境が大きく変わったという驚きの研究成果を紹介します。
腸内細菌叢についての基本的な解説はもちろん、最近の研究・医療状況にも触れているので、腸内細菌に関心のある方は必読です。ここから人レベルの対策の話をするのは大きな飛躍です。そう考えてしまった方は、落ち着きましょう。多くのデマやデタラメな自由診療も、細胞レベルやマウスレベルではエビデンスがあったりするものです。
取材・執筆を担当しました。
腸内細菌叢って、非常に興味深い。金教授にインタビューをして、とても勉強になりました。
「腸内細菌の遺伝子の数を全て足すと、人間の100倍以上に達する。腸内細菌が作り出した物質が全身に循環して、いろいろな生理機能に影響している」
これは説得力がある説明でした。だから腸内細菌叢が乱れると、腸内だけじゃなく脳や免疫など体全体にも悪影響を及ぼすんですね。
腸内細菌に頑張ってもらうためにも、しっかりと水分や食物繊維を取らなきゃいけません!