2024/7/6

【ミニ教養】日本人は、世界で何番目に「金持ち」なのか

森川 潤

NewsPicks NY支局長

このコラムは、世界のビジネス、テクノロジーのコンテキストを学びつつ、ついでに英単語も一つ覚えられるお得な連載です。

INDEX

• 🏅「3つの尺度」でランク付け
• 📉1位なはずのアメリカが、実は…
• 🎌日本の姿が見当たらない…？
• 👨🏻💻素人もAIで秒速データ分析できる

🏅「3つの尺度」でランク付け

世界のニュースサイクルはあっという間に変わる。

例えば、アメリカだと、7月4日の独立記念日前後で明らかに夏休みモードになり、9月頭のレイバーデイまではビジネス周りの動きはかなり静かになる。

代わりに、もう話題は英も米も政治一色だ。

ただ、政治はほかの記事に譲るとして、今週は、ちょうど発表されたばかりの最新ランキングについて、元データをぐいぐい見ていきたいと思う。

Sorting countries into rich and poor can be difficult. To get a fuller picture, we compare economies in three different ways. See where your country ranks: https://t.co/jmf3ZazrHD

— The Economist (@TheEconomist) July 5, 2024

こちらは7月4日に、英エコノミスト誌が発表した「The world's richest countries in 2024（2024年版世界で最も裕福な国）」のランキングだ（登録は必要なものの無料で見られる）。

この順位付けが、なかなか面白い。

コメント

注目のコメント

• 碓氷 早矢手

  講談社 IPビジネス部部長

  ・

  2024年07月06日

  「アメリカといえば、100年以上世界一の経済大国なので、GDPだけで見ると当たり前だがトップである。
  しかし、国民一人当たりGDPとなると6位になり、さらに物価高を考慮すると9位、それに加えて、ヨーロッパと比べて長い労働時間（と少ない休日）までを計算に入れるとなんと10位まで沈んでしまうのだ」
  
  数字は一見、客観的なもの。
  一方で、数字をどのように見るかは、自分が社会をどのように見たいかという意志表明でもありました。
• 森川 潤

  NewsPicks NY支局長

  ・

  2024年07月06日

  発表されたばかりの世界金持ち国ランキングから、元データを辿って日本の立ち位置を分析してみました。
• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・

  2024年07月06日

  金持ち国ランキングをみると、北欧諸国がリッチとなっています。人口は少ないけれど、生産性が高い。ゆとりのある生活がうらやましい。