【読書】戦略思考が身につく「勝負頭脳のつくり方」
NewsPicks編集部
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今回の10分読書は「ゲーム理論」についてです。
新明解国語辞典によると、ゲームとは「勝ち負けを争う遊び」と書かれています。
ボードゲームからカードゲーム、ビデオゲームまで、私たちは幾度となく、勝敗をつけてきました。
最初は負けてばかりでも、誰しも「勝ち負け」を考えて、戦略を立てたことがあるはずです。
「ゲームはプライベート」と割り切る、もしくは、意識しないことが多いと思いますが、本書を読んで、ビジネスの現場や恋愛でも生かせる部分が多いことに気が付きました。麻雀では、下りながら勝つという手があります。運の取り合いゲームの場合、相手の運をなくしてしまうという方法もあるのです。いろいろな場面の戦い方を知っていることは大切。歴史小説は参考になります。
文章だけでゲームのルールを理解するのはなかなか難しいですね。自分が小さなブタになってエサを食べるあたりで頭が混乱してきました笑
この理論、ビジネスの世界でもすごく当てはまると思いました。
ビジネス交渉では、YesかNoで答えてしまうことは悪手とされています。代替案を示しながら、上手に妥結点を探っていくことが重要です。
また、自分の利益の最大化だけを考えるのではなく、利害関係者と全体最適させたほうが、結果的に自分の利益も大きくなるという点に共感しました。
しかし、実践しようとすると案外難しいです。