EU、中国Temu・SHEIN製品などに輸入関税検討=英FT
AI要約
- 1欧州連合(EU)は、中国オンライン小売業者の安価な製品に輸入関税を課す計画を策定している
- 2現在150ユーロ(161ドル)までとなっている免税基準の廃止を今月中に提言する
- 3EU域内に到着した申告額が150ユーロ未満の配送物は2023年に20億個に達した
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注目のコメント
Eコマースは今後もより国を越えて提供しやすいサービスに進展していくでしょう。そうなったとき、自国の産業・国益を守る側と生活者として利便性を求める側の対立が生じてきそうですね。SNSは先にその問題が生じていますが、デジタル時代の新たな問題ということなのでしょう。
TemuやSHEINについては、各利用者へ中国から直送するため、個人輸入となり関税がほぼかかりません。
そのような仕組みを背景に安い価格で利用拡大を続けています。EUとしてはそこにも関税をかけるということでしょう。
商品の発送元を特定して関税をかけるのでしょうが、中小工場など製造工場から直送された場合など、個人輸入と見分けがつかない場合どのような対応のなるのかが気になります。