米テスラ販売2四半期連続減 4~6月期、EV需要低迷
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この共同のニュースは正確な報道ではないですね。テスラのQ2実績は納車台数が市場の予想を上回り株価は10%以上上昇しています。約411,000台の車両を生産し、約444,000台の車両をデリバリーしたように前年度より、台数自体は減少しているが、納車が生産を引き続き上回っており、EV市場でテスラは堅実な結果。同時にエナジー製品も9.4 GWhもの展開があり、四半期としては過去最高の記録となったりと全体的にポジティブな傾向です。
テスラ<TSLA>が上昇しており、ナスダックをサポートしています、
取引開始前に4-6月期(第2四半期)の販売台数を公表し、マスクCEOの対策にもかかわらず、2四半期連続で販売台数は減少したものの、予想は上回りました。
第2四半期の販売台数が44万3956台と予想の43万9302台を上回っています。
前四半期比では1-3月期の38万6810台から改善。
なお、生産台数は41万831台となりました。
モデル3およびYが42万2405台(予想:41万2288台)、その他が2万1551台でした。
市場は劇的な減少にならなかったことで安心感が広がっている模様。
今年の同社は波乱の年となっています。
マスクCEOは4月に大規模な人員削減を発表し、20%もの人員削減を目標としました。
この人員削減には販売部門の従業員も含まれ、それに伴って販売台数が低迷している可能性も指摘されています。
数年ぶりとなる新モデル、サイバートラックの立ち上がりも遅れている状況。
同社は過去1年半、全ラインナップを値下げしましたが、それは勢いを持続させるには不十分でした。
同社は昨年末に納車を開始したピックアップ、サイバートラックの販売台数をまだ集計していません。
同社は1万1000台以上のトラックを顧客に引き渡しました。
先月の株主総会でマスクCEOはこのペースを維持するかは明言しませんでしたが、1週間で1300台のピックアップを生産したと述べていました。
マスクCEOは完全自律走行型ロボットタクシーの開発を優先しており、8月8日にその発表イベントを開催する予定。7月1日からプロピッカーになりました山下昭二です。
この記事は、EV需要の低迷、中国メーカーとの競争激化、リコール対象となった不具合が原因で、テスラの販売が2四半期連続で前年同期を下回ったと説明しています。特にサイバートラックのリコールに関する私の見解を以下に述べます。サイバートラックのリコールによる不具合は、販売減少に影響を与えたと考えられます。新製品のサイバートラックでは、以下の不具合が報告されています:フロントガラスのワイパー部品と内装トリムの一部に不具合があり、トリムは走行中に外れる恐れがある。パネル表示の文字サイズに問題がある。アクセルペダルが外れて意図しない加速を招き、衝突リスクが高まる可能性がある。これらは、自動運転制御ソフトのように高度な技術が必要なものではなく、基本的な品質管理に関連する問題です。テスラ製品は、OTAによるソフトウェアアップデートが強みでしたが、これらの問題(特に②以外)は車両の持ち込みや部品交換が必要となります。このように、新製品が発売直後に複数回のリコールを行ったことが、販売減少につながったと推定されます。
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テスラがサイバートラックをリコール
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-25/SFN255T0G1KW00
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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-19/SC6VR8T0AFB400