「同僚のにおいで仕事に集中できない」 人事評価反映も、企業で進むスメハラ対策
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スメハラ対策の第一歩は、職場の二酸化炭素濃度を1000ppm未満にすることから始まります。
建築物衛生管理基準上、室内の二酸化炭素濃度は1000ppm以下となるように空気調和設備の維持管理に努めなければならないとされています。この基準は近年よく広まっていますが、実は、この二酸化炭素濃度の基準は人間の呼気由来の二酸化炭素濃度を対象にしており、1000ppmを超えると「体臭」を強く感じるようになるとされています。室内二酸化炭素濃度は、眠気を感じやすくなるという文脈で近年はよく引用されますが、もともとは体臭強度の代表的指標で、職場の体臭問題において換気がいかに重要かということを教えてくれます。