【注目】ザ・モデル脱却、キーエンス式で成長するSaaS
NewsPicks編集部
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デジタルマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、CSなどによる分業とKPI管理は主にホリゾンタル領域のアーリーアダプター向けに強力に効く体制です。
一方、イタンジのような顧客数が限られる特定業界向け、エンタープライズ向け、レイトマジョリティなどの層に向けたマーケティングは、より戦略の個別性が求められます。また自社のプロダクト性質やラインナップ、マネタイズポイントの違いによっても打ち手が異なります。
例えば、イタンジで言えば、不動産会社向けにSaaSを提供していますが、物件確認業務のSaaSを皮切りに複数SaaSや、非SaaSプロダクトのクロスセルをする事で顧客単価を大幅に向上させています。
教科書的なやり方を取り入れつつ、自社の置かれている状況に最適化するという、当たり前と言えば当たり前のことを上手く実行出来るか、という話しかと思います。ザ・モデルから日本が世界に誇るキーエンス流へ
個人的に感じるザモデルの問題点はリサイクルリスト、つまり接触したけど、すぐには決まらないと思われてしまったリストの扱いです。営業センスがあれば、その扱いに対する扱いのイメージは湧くと思いますが、センスがないと単に放置してしまうか、一律の対応しかできないんですよね。センスがあれば簡単に越えられる「滞留する」取引ステージをどうするか。「業界に特化したバーティカルSaaSは、ホリゾンタルSaaSと比べると顧客数が限られています。そのため、成長を続けるには既存顧客の「深掘り」が重要です。」
今後増える業界特化SaaSに需要な示唆ですね。アップセルできるオプションやラインナップが必要という意味でもあります。