2024/6/30

【今すぐ実践】仕事がはかどるポジティブなサボりテクニック

中居 広起

NewsPicks 記者

ジワジワと面白い身近なサイエンスの話題を、専門家に取材した記者目線でお届けする連載「ジワるサイエンス」。

第4回のテーマは「 上手にサボる」です。

リモートワークの普及、DXの推進などでいつでもどこでも働けるように〝なってしまった〟昨今、意識的に休憩や休みを取らないと、心身に不調をきたすこともありそう。

書店に足を運ぶと、心なしか「サボる」をテーマにした書籍が目に留まります。

怠けることを意味する「サボる」ですが、あえてポジティブにとらえて計画的にサボることで、仕事がはかどるきっかけになるかもしれません。

今回は、早稲田大学で睡眠医学やアスリートのメンタルケアなどを研究している精神科医の西多昌規教授に、上手なサボり方について聞いてみました。

INDEX

• オフは自分で決める
• コーヒーブレイク再評価
• 睡眠時間は少しずつ増やす

オフは自分で決める

コメント

注目のコメント

• 中居 広起

  NewsPicks 記者

  ・2024年06月30日

  単なる怠けではなく、正当で上手な休憩のとり方・休み方を「サボる」と表現することには賛否があるかもしれません。しかし、そのくらい積極的に「取りにいく」という意識こそ大事なのではと思い、あえてこの表現を使いました。
  
  記事では紹介していませんが、西多先生のアドバイスで重要だなと思ったのは、前回のジワるサイエンスでも取り上げた「先延ばし癖」を直すことです。
  https://newspicks.com/news/10130887
  
  西多先生の経験上、上手にサボる人ほど先延ばしをしないというのです。そういう人は大事な仕事は分割して、ちゃんとそれぞれの到達点を設けている。
  
  結局、サボりのうまい人というのは、タスクに優先順位をつけることでエネルギーの配分を上手にやり繰りできる人なのかもしれません。
• 碓氷 早矢手

  講談社 IPビジネス部部長

  ・2024年06月30日

  『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本が売れています。
  著者の三宅香帆さんは、本が読めなくて会社を辞めたといいます。
  辞めるまでいかなくとも、「読書休暇」をとる手もあります。
  「読書休暇」を制度化している会社もあるようですね。
  
  何を読めばいいのかという方のために、「おもしろくて仕事のためになる本の話」をNewsPicksトピックスでお届けしています。
  https://newspicks.com/news/10188343/
  最新回は「チームを変える読書」です。
  ぜひフォローしてください。
  
  動画「2024年上半期必読ビジネス書」でもいかに休むか、いかに積極的に休むかが話題になりました。
  https://newspicks.com/live-movie/3945/
  『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』についても話しています。
• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2024年06月30日

  サボリではなく、休憩ですね。音楽でも休止符が必要。そうしなければ、うるさくてしかたありません。