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問題を解きほぐすために必要なのは、「立ち止まる時間」

NewsPicks +d編集部
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  • Naraoka Shuko
    NewsPicks+d 編集統括

    休み下手、弱音を吐けない人、人を巻き込むのが苦手で抱え込んでしまう人……。

    とかく、自己実現に向けてがむしゃらに頑張ってきた人たちにとって「立ち止まる」とは「キャリアの死」「人生の終わり」「成長の鈍化」といった不安や恐れに直結してしまう。少なくとも最適解ではないようです。

    NewsPicks+dにて恐山の禅僧・南直哉さんにインタビューさせていただきましたが、「弱音は吐くこと」「ため息をつく時間を大切にする」を自分にゆるすことが必要だとしみじみ感じます(特にリスキリングやアンラーンで疲れて果てているミドルエイジ)。

    効率や生産性、はたまた“タイパ”という概念から離れ、無駄な時間を敢えて作り、自分の感情を液体のようにとらえて言葉という「器」に入れてみる。

    「万事を休息す」して、自分の問いを言語化し、自分を開いていく。

    最新刊『苦しくて切ないすべての人たちへ』は走り続けてきた足取りを緩めたい、そのきっかけを探している方にぜひ読んでいただきたい本です。


注目のコメント

  • 江藤 ちふみ
    (株)ひゅうが書林

    「まず、立ち止まり、すべてを投げ出す時間を」という南さんの言葉に、つい前のめりになってしまう姿勢を考えさせられました。ご一読頂けると嬉しいです。


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