神田財務官の後任に三村国際局長、3年ぶり交代-財務省発表
AI要約
- 1財務省は神田真人財務官の後任に三村淳国際局長を起用する人事を発表
- 2新たに財務官に就く三村氏は1989年に東京大学法学部を卒業し、財務省で国際局長を務める
- 3円相場は28日の人事発表後に一時161円台前半に下落し、1986年12月以来の安値を更新した
コメント
注目のコメント
日米の財務省の間でコミュニケーションを立て直す機会になることを期待したいです。これまでイエレン財務長官は、円買い介入批判、訪中の際に日本を素通り、G7など国際会議の機会にも日米財務相会談はなし、など日本に批判的でした。4月には岸田総理が国賓待遇で訪米し、日米関係は未来のためのグローバルパートナーに実態として格上げされました。日本は防衛費の増加、ミサイルの輸出、米中競合の狭間で揺れるアジア各国の支援、債務不履行を起こした最貧国の支援、など重い負担を負っています。経産省、防衛省、外務省は日米関係の緊密化で全面に出て活躍しています。しかし、財務省は敵視に近い扱いを受けたと思います。近い内にあると想定される円買い介入について、イエレン財務長官に公の場で批判だけは止めて欲しい、出来れば支持して欲しい、と説得して欲しいですね。
歴史的な円安局面での交代だけに、為替介入スタンスが変わるとは考えにくいですが、市場は161円台乗せで反応。尚、ドル円の買われ過ぎ、を示すオシレーター系のチャートであるRSI(相対力指数)は2022年9月と10月および2024年4月の介入時と同様に70%を超えてきており、介入は時間の問題と思われるのですがさて・・・
霞ヶ関では、いわゆる七夕人事は長い慣例です。
通常国会が終わり、夏休み時期に入る前に幹部クラスの人事異動があります。
今年は財務省は事務次官が交代となるので、キーパーソンが動く異動となったと理解します。
神田財務官、かなり大変な時期に財務官を務めて、大変だったと思います。お疲れ様でした。