リターンマッチ:グローバル指数組み込みを目指す中国A株
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中国A株のMSCI組込みに関する論点で、日本語記事として一番分かりやすい良記事。個人的に気になるのは、既に口座開設規制の緩和によって口座開設が急増して資金流入するなど「火に油を注いでいる」状態で、更に油を注ぐリスク。株式指数に一定沿って運用される金額は莫大なので、変更に伴って「油」が供給される。ただそれは変更に伴う一時的なもので、実態からかい離しすぎれば収束する。
なお、同様のMSCI組込議論は、韓国と台湾でもある。これら2国は現在新興国市場指数(EM)に組み込まれているが、先進国市場指数(DM)との境目にいる。毎回指数見直しの度にネタになる。ただ2014年にレビュー候補のリストからは外れた(下記参照)。なお、FTSEという別の指数では、韓国は先進国に入っている。
http://on.wsj.com/1MMSkrr中国A株のMSCI採用は、間違いなく資産運用業界で今年のトップ5に入る重要トピックです。そしてこの記事、このトピックについての日本語の記事の中で最も詳しく素晴らしい。