2024/6/22

【3step】ビジネスチャンスを掴むには、「二番煎じ」を究めろ

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部

ビジネスを始めるにあたって、商機をどう見つけるかは、かなり難しいことのように思える。

何かしらの分野における深い知識や経験、勘の良さ、頭の良さ──。

こういったものを兼ね備えた「選ばれし者」が起業したり、新規事業を立ち上げたりしていると感じている人が多数だろう。

ところが、『どんなビジネスを選べばいいかわからない君へ』（白夜書房）の著者・村上学氏によると、利益を生み出す上で重要なのは「いかに二番煎じを究められるのか」ということだという。

自身も、「自衛隊・米軍高官専門の」カフェバーや「米軍専門の」不動産賃貸業など、業態自体は目新しくないが商圏を「ズラした」結果、大きな利益を生み出した経験を持つ。

では、どうすれば二番煎じを究めることができるのか。

村上氏に聞いてみた。

INDEX

• 「膨大なコスト」は避けて通れ
• 絶対に役立つ3step
• 「タテ」「ヨコ」にズラすのみ
• 目新しさは天才に任せて
• リソースの見極めはシビアに

コメント

注目のコメント

• 小林 伸代

  NewsPicks 編集部記者

  ・2024年06月22日

  ビジネスチャンスを探すとき、敬遠されそうな印象のある「二番煎じ」。
  ですが、自身も複数社の起業経験を持つ村上さん曰く、二番煎じこそ効率的な起業に不可欠なものとのことです。
  
  しかし、ポイントを押さえなければただの「真似事」として埋もれてしまいます。
  どういったコツがあるのか、村上さんに聞いてきました。
• 清水 勝彦

  慶應ビジネススクール 教授

  ・2024年06月22日

  「アメリカではこの事業は独自かを聞かれるが、○○（中国だったかメキシコだったか）ではこの事業はどこのアメリカ企業の真似をしているのかと聞かれる」とアメリカで教えていた時の学生が言っていました。確かに、ずらしたところに金鉱があるかもしれない。
• 碓氷 早矢手

  講談社 IPビジネス部部長

  ・2024年06月22日

  やりたいことがある人は、それをやればいい。
  やりたいことがない人にも、やりようがあるということ。
  
  そして、やりたいことがある人が、ビジネス的な成功にたどり着くかはまた別の話。
  「マネる。ズラす」を丁寧にやることが「成功」への近道かもしれない。
  
  しかし、ビジネス的な成功は必ずしも最終ゴールではないでしょう。
  どんなゴールにたどり着きたいのかを決めることが、スタート地点。