三菱UFJ銀に業務改善命令へ 金融庁、顧客情報を無断共有
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この記事に書かれている情報漏洩の範囲(グループ証券会社が有利に営業する目的で、企業機密をグループ証券会社に無許可漏洩させる)も十分に問題がありますが、「銀行業務を通じて入手した未公表の経営情報を利用し、上昇前あるいは下落前の株式を証券会社が売買し、巨額の利益を得るという、より悪質な事態は想定されていない」ということになります。本当にインサイダー取引がなかったかは、引き続き調査されていると思います。
顧客の信頼を失えば、グループ証券会社は目論見とは逆に主幹事を外される制裁を受け、銀行には取引を見直す動きが、顧客側から出てくることになるでしょう。