日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
62.1 兆円
業績
産業用機器のスイッチや周辺機器を製造販売。グローバル特定市場の設定、インターネットを活用した販売強化、ソリューションビジネスの確立等を図る。中国、フィリピンに海外生産拠点。米国を中心にアジアに海外展開。
時価総額
53.1 億円
業績
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なお、個人的に種類株の活用は賛成。ただそれは、既存一般株主への影響が限定される場合に限る。Googleのような上場時に議決権制限をした株式は、その時点で一般株主はいないので、経営陣の経営方針含めて検討して、投資するかしないかを決めれば良い。またこの種類株をマツダが2009年とかに検討していれば、それも賛成したかもしれない。それは一発逆転の研究開発をやっていて、資金が潤沢ではない中で明確に一つの技術へ使途が明確で時間軸も区切られているといった条件があったと思うから。その際に公募増資をするのもありだと思うし、完成するまでの時間軸を踏まえてこういった形式もありかと思う。
本トヨタ種類株式が個人投資家向けに販売されると、瞬間蒸発する程人気化すると想像する。
特に、株価下落によるキャピタルロスは生理的に嫌だ、でも預金金利は低すぎるしソフトバンクで7年コミットする気にはなれない(注)、と悩む個人投資家からの受けが良く、預貯金から株式投資へ振り替えるきっかけとなるだろう。
本トヨタ種類株式は、実質期限5年物の転換社債によく似た商品設計(但し、株なので無担保債権に劣後する)。配当利回りは初年度0.5%で2.5%までステップアップするため、5年間の平均利回りは1.5%。株価下落時には発行価格での償還というプロテクションがあるためキャピタルロスはなく、株価上昇時にはアップサイドもある。
要は今後5年間でトヨタに有事(償還原資が枯渇する程の惨事)が起こらず、また極端な金利の上昇がないと予測するのなら、債券のように1.5%の利回りで運用できて、もし株価が上昇すればさらにキャピタルゲインというお楽しみ券も付いているということ。
(注)個人向け債券でベンチマークとなるのは、ソフトバンクが今年2月に発行した7年劣後債。こちらの発行時利回りは2.5%で株価上昇時のアップサイドは無し。
(投資にはリスクがあります。投資は各自の判断で行ってください)
限りなく転換社債に近いといえるが、ではなぜ議決権まで付いてくる?これだけの大盤振る舞い、人気が殺到するのは必然。
しかし、その狙いは機関投資家外しにしか見えない。そもそも今年は株主優待を充実させる会社も続出していたが、トヨタとなると話は別。Financial Times等の海外経済メディアがどう報じるのか興味津々。それから、明日のトヨタの株価も。
議決権と配当が付与される代わりに利息が付かない。
5年後に普通の株式に転換できる。
議決権付配当型転換社債というネーミングでどうでしょう?