2024/6/20

【朗報】アトピーの治療が新薬の登場で大進化している

NewsPicks 編集部 記者・編集者
ステロイドの薬を毎日塗って、それでもかゆみが引かず、肌はカサカサ。夜も眠れない──つらい症状が続くアトピー性皮膚炎だが、実は最近、治療が大きく進化している。
根本的な原因に働きかける薬が開発されたことで、従来の治療では効果が出にくかった人も、かゆみを抑えられるようになった。
薬を投与する頻度も、2週に1回、4週に1回の商品が出てきている。
世界の製薬会社がアトピー性皮膚炎の新薬開発に取り組み、薬のバリエーションは増えつつある。子供が使える薬も出てきた。
だが一方で、実は多くの患者がこうした新しいタイプの薬の存在を知らないという。
アトピー性皮膚炎の治療はどう変わってきているのか。
INDEX
  • 「治らない」わけじゃない
  • アトピーの原因に働きかける
  • 「4週に1回」投与の薬も登場
  • 治療費の負担増が課題